2012-10-17

満たされる

「満たされる」

必要を満たして満足できればそれ以上の結果はありません。
際限のない欲望に囚われてしまえば人間としての本質を失いかねません。

食物と富は似たようなものであると言えます。
お腹いっぱいになったら食物を取ろうとしないほうが良いでしょう。
それは体にとって害悪になるからです。
それと同じように必要な富を手にしたらそれ以上獲得しない方がいいでしょう。
必要以上に得ようとすれば人間の調和にとって害悪になるからです。

     

そして常にお腹いっぱいで空腹が満たされていれば満足することができません。
これと同じように富も持ちすぎているとそのありがたさが分からなくなります。
これはある種の不幸であり、豊か過ぎることの大きな欠点です。

なら豊かな者はどうすればいいでしょうか。
私なら貧しい者に与えてみれば良いと答えます。
彼らは喜んでそれを受け取るでしょう。
そして彼らはたった少しで大きな満足を得ることができます。

あなたが自他一体の理解に到達していればその行為の利点が分かるでしょう。
これも利他という発想ではなく全て自分のために行っていると理解出来れば、
霊性の道に入っていると言えます。

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2012-10-16

浸透

「浸透」

内側が整うことで、ようやく外側に対して働きかけることができます。
内側がバラバラで、どうして外に対してまともな結果を期待できるでしょうか。
己が整っていなければ戦うことなどできない。
勝負に強い人間なら、それを当たり前のように知っているでしょう。

世界を愛そうと思うものは、まず自分と身の回りの人間を愛することができなければなりません。
世界を救おうと思うものは、まず自分を救って周りの恵まれない者を救わねばなりません。
世界の貧しさを無くそうとするなら、まず自分とその目にする人間が貧しく無くてはならないのです。

それを例えれば、スポンジに落ちた水滴が徐々に広がるように浸透する、自然な動きです。
ですから、まずは最も内側から外側へと整えていく必要があるのです。
それが自然なあり方なのです。

       

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2012-10-15

身を引く

「身を引く」

仕事とは達成されたら身を引くのが賢いあり方です。
いつまでも際限なく身を残すのは、あまり良いとは言えません。

なぜそのようなことが言えるか、例えを出して説明します。
子供のうちは親が子供の世話をするべきでしょう。
しかし、子供が成長しても1から10まで子供の世話をする親が良いと言えるでしょうか?
それは既に必要ないものであって、それ以上付け加えると逆に損なってしまうからです。

     

ですから、十分に達成した段階で身を引く方が利口なあり方です。
智慧ある人は物事を始める段階から、いつ身を引くか考えています。
いつまでも身を残すために思索するのが愚か者で、
いつ身を引くか、それを考えるのが智者なのです。

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