2014-11-08

無限と有限、神と宇宙

「無限と有限、神と宇宙」

無限が有限を支え、有限が無限を支えます。
無限とは、神の働きと同じで絶対の働きです。
有限とは、我々が頭で実体を理解できる全ての働きです。

無限の分かりやすい例として、大きさの例えがあります。
ここに一つの物があったとします。それを二つに割りました。
その二つに割った一つを、また二つに割ります。
さらに、その割った一つを二つに割ります。こうして永遠に割り続けます。
その小ささが、あなたは頭で理解できるでしょうか?

逆に同じ物を二つ用意します。それをくっつけていきます。
先程の様に同じものを、何度も永遠にくっつけていきます。
その大きさがあなたは頭で理解できるでしょうか?
どうですか?多分できないのではないでしょうか?

これは、無限の実体を表す分かりやすい例えです。
無限は概念として掴めたとしても、
その実体を頭で想像したり理解することが難しいのです。

無限は無限を支えることはできません。
先にお話した通り、無限はそれ自体だけでは実体がよく分かりません。
例えば、無限に大きい存在は、
それ自身では、自分がどれぐらい大きいかも理解できません。

無限に大きい存在は、有限の大きさという尺度があって、
初めて自分が無限の大きさである、と理解できるのです。
例えれば、30cm定規という長さを示す物があって、
無限の長さの紐が果てしない長さである、と分かるようなものです。

これが、世界に無限の長さの紐しか存在しなければ何も分かりません。
それが果てしないのか?ということすら、よく理解ができないでしょう。
測るものが無ければ、長さが分からない事と同じです。
こうして、無限の働きを持つ神は、
有限の存在がいないと、自身の理解ができなかったのです。

そこで、私達のよく知る有限の世界が創造されました。
それがこの宇宙です。
無限が有限を産んだのです。無限と有限は親子の関係です。
言い換えれば、神と宇宙は親子の関係です。

有限が存在することで、無限の尺度が生まれ、
神は自分という、無限の存在の意味を理解できるようになりました。
言うなれば、神にとってこの宇宙は、
自分を知るためのモノサシであり、道具の一つなのです。
有限の世界は、無限の存在が自分自身を知ることを支えているのです。

そして、有限の世界は無限の働きによって支えられています。
この世界は尽きること無く終わりません。
宇宙が創造され、破壊され、また創造されと永遠に繰り返していきます。
尽きることなく働く、この世界の働きは、
無限の働きがなければ、存在することができないのです。

正確には、私達の世界は無限と有限が共存する世界なのです。
この宇宙では無限が有限を支え、その有限が無限を支えているのです。
神と宇宙はそれぞれが与えあっているのです。

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2014-11-02

知識と知恵

「知識と知恵」

必要ないものは何も知る必要がないでしょう。
必要が生まれてから、知ることで十分であり、
必要ないと感じるものまで知りたがるのは、賢いとは言えません。

本当に知恵がある人は物知りでは無いし、
物知りな人の多くに、大した知恵はありません。
これは我々の知能のベクトルを表します。

知能の大部分の機能を記憶媒体の代わりとしているか、
それともクリエイティブな機能を重視しているかの違いです。

これは私の趣味の囲碁にも同じことが言えます
たくさん手を知っていることと、強いこととは全く比例しません。
確かに強い人は、ある程度の知識は持っています。
これは知能が高い人は、ある程度の知識を持っていることと同じです。

しかし、ある程度の知識を押さえると、
あとは、その人間の持っている知識以外の部分が重要になります。
それは計算能力だったり、センス、発想力、柔軟性といったもので、
最後には人間性も重要になってきます。

そういう意味があって「知識」というのは必要な分だけあればいいでしょう。
私は知識を得ることを悪いことだと言うのでありません。
知識を必要な分だけ集めることはとても大切なことです。
しかし、必要以上の知識を獲得する時間があったら、
それ以外の部分を鍛える方が大切だと言いたいのです。

余計な知識ばかり持っていると、
クリエイティブな部分を鍛えることの邪魔になります。
知識が先行してクリアな感覚で知能を活用できなくなるからです。
知能にとって必要無い知識は、体の贅肉と似たようなものです。

したがって、智慧者は知識や富を必要以上に蓄えません。
そして、自分の能力を人々のために使い、大切なものを手に入れ、
人々に与えてかえって心は豊かになり、
他人と争わずに物事を成し遂げるのです。

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