2016-08-28

等価値について

「等価値について」

この世界の優れた点というのは、何事にも利点と欠点を作り、
全ての物事が等価値となって、バランスが取られていることです。

一見して、我々は物事に大きな優劣がある、と考えてしまいます。
例えば、お金を多く持っている方が貧乏より良いだとか、
狭い人間関係よりも、多くの人と交流をもつ方が良いとか、
無名であるよりも有名である方が良い、といったことです。

しかし、こういった事柄もよーく精査すると、
単純に良いこと、悪いこと、とは分類できないと思います。

お金を多く持っているということは、一見良さそうですが、
多くの人から資産を狙われて、良からぬトラブルやリスクが増えますし、
良くない人間を自分自身に近づける要因になります。

多くの人との交流を持つというのは、一見良さそうですが、
本来関係のない人間関係のトラブルに巻き込まれやすくなります。
当然、人間関係を維持するためには労力が掛かります。
また、自分と他者を比較する機会も増えるので悩みも増えていきます。

有名である、ということは一見良さそうですが、
有名になればなるほど、人からの嫉妬も受けやすくなりますし、
多くの人を惹き付ければ惹きつけるほど、迂闊に発言できなくなります。
下手に反感を買うこと言えば、恨みを持たれるかもしれません。

さて、こういったことを考えると、
諸事万端というのは、必ず利点と欠点を持ち合わせているのです。
常識人がこちらよりあちらの方が良いというのは、
ほとんどの場合、その利点と欠点の精査が出来ないためだと私は思います。

こういったことを考えると、
世界の創造において天は等価値を重視していること。
この宇宙の創造において単純な優劣をつけさせない、
という点において、天が尋常ならざる気配りをしている、
それが分かるのであります。

なぜ、そのような気配りをしているのか?というと、
私達に自由な選択をさせるため、と推測できます。
私達は全ての事柄が基本的に等価値であるからこそ、
多様な選択肢を持つことができるのです。

優劣をつけてしまえば、わざわざ劣る方を選ぶことは無くなります。
それを避けるために、物事は全て等価値になっているのです。
そうすると天の意図がにわかに見えてきます。
つまり天は我々に物事の選択をさせたい、ということなのです。
あらゆる素材の中から、自分が求めることを選ばせたいのです。

なぜ、天は私達にそのような選択をさせたいのか、それは分かりませんが、
我々はそのルールに則って、あらゆることを選ぶ必要があります。
ですが、その選択の本質は常に等価値である、
ということを知っていた方がいいでしょう。

つまり、どんな選択にも良い所と、悪い所があるということです。
それを知っていれば、必要以上に人を妬むことも無いですし、
案外、今の自分の立ち位置が悪くない、と思うかもしれません。
私達は常に片方を良しとする事が多いですが、
それが本当に良いのかどうか、よく考える必要があると言えます。

良いとされることに欠点を見つけ、
悪いとされることに利点を見つける、
そのように物事を見ることができれば、
執着を減らし、物事を冷静に判断しやくなると私は思います。

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