2016-09-11

臥法の瞑想

「臥法の瞑想」

最近は瞑想において、偏差のような諸所の悪影響が出ている。
中々解決策を見つけるのに苦慮しているが、
今のところいくつかの対応を実験し、研究を進めている。

今回は、その研究の中で副産物として得られた、
臥法についての記事を書いてみようと思う。

まず、一般的に座って行う瞑想は、座法とか静坐とも言ったりする。
臥法とは、それらのように座って行うのではなく、
布団やベッドで寝る時のような、楽な姿勢での瞑想を差す。

一般的に瞑想と言えば、座って行うものを連想するかもしれないが、
立って行う瞑想や、寝るような姿勢で行う瞑想もあるのだ。
座るにしても、椅子に座ったり、あぐらを組んだり、
半跏趺坐とか結跏趺坐もあるし、色々やり方はある。

なぜ、どれかが決定版ではなく、色々あるのかというと、
それぞれのやり方に利点と欠点があるからなのだ。
今回はあぐらを使った座法と臥法の比較を中心に書いていく。

まず、あぐらの利点としては、
 ①適度な緊張感
 ②丹田や下半身に気が集まりやすい
 ③姿勢維持がそんなに苦しくない
 ④体の内部に意識をかけやすい

逆に欠点としては、
 ①足に気を送りづらい
 ②足を組み替える必要がある

こういった利点欠点があるかのように思う。

では、臥法はどのような性質を持っているだろうか?

臥法の利点としては、
 ①リラックスするのが簡単
 ②足にも気を通しやすい
 ③姿勢維持に気を使わなくて済む
 ④腹式呼吸がしやすい
 ⑤老人や病人でもできる(ていうかこれしか無理)
 ⑥瞑想後そのまま寝られる

逆に欠点としては、
 ①リラックスし過ぎて眠くなる
 ②丹田に気を集めにくい

などが挙げられると思う。
特性が分かれることもあり、それぞれに使いみちがあるのだ。

例えば、僕の今困っている症状は、
丹田に気が集まりすぎて頭に昇ってしまう。
これは偏差の一歩手前なのであまり良いことではない。
座法だと、どうしても気が丹田付近に集まってしまう。
臥法ならば気が丹田に付近には集まりにくい、
ということで、臥法を用いたりすることにも利点があるといえる。

臥法はリラックスや呼吸がしやすいので、
瞑想が辛くて続かないという人にも、けっこう有効だと思う。
適度なリラックスは瞑想の独特の感覚なので、
臥法でそういった感覚を習得するのもアリかなと思う。

逆に臥法にするとすぐ眠くなる。という人は向いてない。
こういう人は、どちらかといえば素でリラックスできるので、
臥法よりも座法を使って瞑想した方がいい。

当ブログの健康法と神秘行で紹介している、
白隠禅師の内観の法も、一種の臥法の瞑想と言える。
ということで、イメージとしては一般的ではないかもしれないが、
臥法も立派な瞑想法として成り立つのだ。

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