2016-10-09

瞑想の長さ

「瞑想の長さ」

最近はどうやら瞑想への関心が高まっているようだ。
有名な企業で瞑想を取り入れたりすることもあるようだし、
テレビなどでもちょこちょこ紹介されるようになってきた。

僕が10年ぐらい前に「趣味は瞑想」です。
なんて言おうものなら、変人や変態に見られる世の中だったが、
変われば変わるものである。メディアというのは恐ろしい。
さて、そんな昔話はここまでとして、
今日は瞑想の長さについての考察をしてみたいと思う。

瞑想は「長ければ長いほど良い」という字面を見ることもあるが、
果たしてそれはどうなのか?ということである。

真っ先に考えるのは、初心者に長い瞑想は無理ということだ。
筋力などとは少し違うかもしれないが、
長時間の瞑想には、瞑想の時間に耐える力が必要となる。
初心者は疲れたら無理しない方が良い。
5分や10分でも少しづつ軽い負荷から進めていけば良いのである。

問題は瞑想に慣れている中級者以上の人間は、
本来どれぐらいの長さの瞑想が最も効果的なのか?ということだ。
まず、思いつくのが瞑想は長ければ長いほど良いのか?
という疑問である。

これについて僕が考えることは、
例えば、筋トレの回数は多ければ多いほど良いのか?とか。
寝る時間は長ければ長いほど体力が回復するのか?とか。
勉強時間は一日に占める時間が多いほど良いのか?とか。
そういった疑問と同列に考えてみることだ。

自然に考えれば、これらは合理性とは無縁の発想だと思う。
何事も適度にバランスを調整する方が遥かに効率的になる。
とすれば、長い長い瞑想はそう合理的ではないのではない、
と、私は考えるのである。

では、どれぐらいの長さが適正なのか?
これについては中々に難しい問題だと思う。
杓子定規に何分が良い、とも言い切り難い。
例えば睡眠においても、比較的短いぐらいが丁度良い人と、
ある程度長く眠るほうが調子が良い人など様々だ。

瞑想の適切な長さも個人差があると思った方が良いだろう。
目安となるのは、普段瞑想した時、
疲れてくるちょっと手前ぐらいで切り上げる、
これぐらいが理想的な長さなのではないかと思う。

ご飯も腹八分目というし、少し軽めな位が理想的なことが多い。
瞑想のサイトを見ると、瞑想は最終的に長ければ長いほど良い、
といったことも書かれている場合もあるが、私は疑問を感じる。
やはり経験則による実感から判断するのが間違いない。

私自身は長い瞑想をしたからといって、何が変わる訳でもなかったし、
今では40分~50分ぐらいが自分の最適な長さだと感じている。
大切なのは自分に合った長さを自分で見つけることではないか。
と、現在の僕は考えている。

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