2017-01-21

貪るべからず

「貪るべからず」

囲碁の考え方は人生というゲームにもよく応用できる、
と、僕は考えています。
その中で、利益を貪ってはいけないというものがあります。

囲碁というのは最終的に囲った陣地が、相手よりも多ければ勝ちになります。
陣地の単位は一目、二目という表し方をしますが、
一目、半目(0.5目)でも相手よりも多ければ勝ちとなります。

最終的にほんの僅かでも相手より有利ならいいのです。
ですから、50目も100目も勝つ必要はありません。
100目の勝ちも、半目の勝ちも、全く同じことだからです。
これは人生でも同質のことだと僕は思います。

人生では大勝しなくてもいいのです。
自分の満足できるギリギリのラインで生きることができれば、
それ以上の危険を冒さなくても済みます。
人生では50目も100目でも勝てるなら勝った方がいい、
と、考える人も多いかもしれませんが、これは考えものです。

無茶な頑張りは当然足元をすくわれやすくなります。
囲碁でも「取ろう取ろうは取られの元」といったような格言があり、
無理矢理に相手を屈服させようとすると、
逆に自分をピンチに追い込んでしまうと戒めています。

自分にとって必要のない物まで頑張ることは、
僕は止めた方が良いと考えています。
必要ない物まで頑張ると、必要な物を圧迫するどころか、
大切な物まで失ってしまう危険性があるからです。

では、あなたにとって本当に必要なものとはなんでしょうか?
一度自分で考えてみたことはあるでしょうか?

あなたに必要なものは、簡単に判別する方法があります。
それは、それが無かったら生活していけないものが、
あなたにとって必要なものなのです。

まず、人間ならば思いつくのがお金です。
ただ、一口にお金といっても違いがあります。
お金についてはどれぐらいの量が必要なのかという点が大事です。

例えば、あなたは生活するのに10億円が必要でしょうか?
もし10億という大金が生活に必要なければ、それは不要なのです。
あったらいいな程度では必要とは言えないからです。
でも、おそらくお給料は必要ですよね?
それは必要だから頑張って獲得しなくてはいけないものなのです。

他にも最近では、スマートフォンなども多くの人が使っています。
スマホが無かったら生きていけない、という人も中にはいるでしょう。
もし10億円なくても生きているけど、スマホがなかったら生きれない、
となれば、その人の価値観では10億円よりスマホの方が大切なのです。

というように、自分の大切なものを一つ一つ明らかにしていき、
不要なものはどんどん手を抜いていく、
このように取捨選択をしないと、人生の進行速度には間に合いません。
必要な物は獲得し、余計な物は減らしていくことが大切なのです。

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